Adobe Fontsのオススメ欧文書体


Garamond Premier Pro

Garamond (ギャラモン)は、欧文のセリフ体の中でも特に歴史の長い、超伝統的なフォントです。
洗練されたシュッとした形をしているため、見出しやワンポイントアクセントなどで大きく使う場合に重宝します。
クラシカルで上品なイメージを演出したい時に、最強のフォントです。


Williams Caslon Text

数あるCaslon(キャスロン)の中で、こちらの”WilliamsCaslon Text”は、”Garamond Premier Pro”と比べてほどよい太さがあり、小さく扱う時にも読みやすいフォントとなっています。


Mrs Eaves

上品さに特化した、非常に高級感のあるフォントです。ファッション系のデザインや、結婚式の招待状などにも適しています。


Trajan

『TRAJAN』は、とりあえずコレを使っておけば間違いない」系でトップクラスのフォントです。
タイタニックを始めとして、海外の映画ポスターでもよく使われています。
碑文に使われた頃のイメージからか、重厚な雰囲気を演出するのに適しています。
読み方は「トラジャン」とか、「トレイジャン」と呼ばれたりします。


DIN 2014

「これを使っておけば間違いない」系フォント、ナンバーワンの「DIN」です。
なんと「UNIQLOの英語ロゴ」や「東京オリンピック2020ロゴ」などにも使われている書体。
現代的でクールなイメージ。これをドカンと大きく入れれば、それだけで間が持ってしまいそうなほど、ビジュアル的に強いフォントです。


Nimbus Sans

Nimbus Sansは「サンセリフ体」の王様、『Helvetica』に超そっくりな書体。
Helvetica(ヘルベチカ)は世界で最も使用されている書体の一つです。出版や広告の業界では必要不可欠な書体です。
Helveticaをベースに開発したNimbus Sansはベーシックでクセの少ないHelveticaにとてもそっくりな仕上がりになっています。
Helveticaで組まれたロゴは、『BMW』『evian』『TOYOTA』『Panasonic』『THE NORTH FACE』『Microsoft』『MITSUBISHI ELECTRIC』『Kawasaki』『MOTOROLA』『DUCATI』『FENDI』『OLYMPUS』『MUJI』などなど挙げればきりが無いほど使用されています。


Acumin

AcuminはAdobeの「サンセリフ体」です。こちらもHelveticaによく似ています。細い書体から太い書体までバランスの良い書体です。細い書体でも見出しに使用できるほどまとまりがよく重宝します。


Futura PT

『Futura』(フーツラ)はシュッとした形状の圧倒的カッコよさで大人気の書体です。
現代のデザイン教育のベースともなったデザイン学校「バウハウス」の思想に基づき、“未来”という意味の名前をつけられたこの書体。
「Calvin Klein」や「Volkswagen」を始め、日本でも「GU」「Smap」などあちらこちらで使われている王道書体です。


Century Gothic

こちらはFuturaと少し似て、シュッとしたり円形がベースとなっているフォントですが、それよりも丸みと安定感のあるフォントです。
シュッとはさせたいけど、Futuraでは尖りすぎる・・・という場合に向いています。


Alternate Gothic

横幅の短い(縦に長い)Condensed系のフォントです。数あるCondensed系のゴシック体の中でも、こちらの「Alternate Gothic」は縦のラインがスッと垂直に降りていて、スマートです。


Cheap Pine

「CHEAP PINE」は、ほんのり手書きの風合いがあり
チョークアート風のデザインと非常に相性がいいフォントです。


Copperplate

COPPERPLATE(カッパープレート)は、ゴージャスで美しいフォント。
こちらも大人気の書体です。
レストランやホテルなど格調高いイメージを演出する際に効果的です。