フォントトリビア


Adobe-Japan1-7発表

アドビシステムズ株式会社は日本語文字コレクションに新元号「令和」の合字に対応した「Adobe-Japan 1-7」を発表しました。2019年4月現在対応している書体は「小塚明朝」「小塚ゴシック」「源ノ角ゴシック」です。


日本一画数の多い漢字

「源ノ角ゴシック」は日本語と他の東アジア言語用の全てのグリフが含まれます。この書体には、日本で一番画数が多いといわれる漢字「たいと」(84画)と「びゃん」(56画)が収録されています。

上の漢字が「たいと」です。雲と龍各々3回使った様な漢字です。左の2つは泣いてる様でなんだか可愛いですね。

下の漢字が「びゃん」です。もう何が何だか・・・印鑑の篆書体の様な漢字ですね。

両方ともいつ使うのかさっぱり分かりませんが、下の「びゃん」は中国で「ビャンビャン麺」という料理があるそうですよ。


ウインクした郵便マーク

「TBちび丸ゴシック」の郵便マークはウインクしてます。可愛いですね(^_−)−☆
左:TB丸ゴシック、右:TBちび丸ゴシック


「闘龍」と「闘龍爽」の違い

昭和書体の「闘龍爽」は「闘龍」のカスレ等を極力少なくし、シンプルなラインにリメイクした書体になります。
毛筆書体らしさを優先するなら「闘龍」
シンプルなラインで綺麗にスッキリ見せるなら「闘龍爽」

上:闘龍、下:闘龍爽